コラム
名古屋でオフィス移転の見積もり比較をする際に必ず確認すべき5項目
2025.12.31
オフィス移転・引越し
名古屋市内でオフィス移転の計画が進み、いよいよ業者から見積もりを取り寄せる段階になると、金額の差に驚かれる担当者様も少なくありません。提示された総額だけを見て決めてしまいがちですが、実は見積書の内訳には、移転当日のトラブルや後々の追加費用を防ぐための重要な情報が隠されています。
愛知県内には、地域密着型の業者から大手まで数多くの引越し業者が存在します。特に名古屋駅周辺や栄・伏見といったビル密集地での移転は、建物ごとのルールが厳しく、見積もりの精度がそのまま作業の質に直結します。
本記事では、オフィス移転の見積もりを比較する際に必ずチェックすべき5つの項目と、失敗しない業者選びのポイントを解説します。
名古屋エリアの相場把握が必要な理由
見積もりを比較する前に、まずは名古屋周辺の一般的な相場観を知っておくことが大切です。オフィス移転の費用は、主に「引越し作業費」「内装・インフラ工事費」「不用品回収・廃棄費」などで構成されます。
名古屋市内での移転作業費の目安としては、従業員1名あたり2万円から5万円程度のレンジで推移することが一般的です。20名規模のオフィスであれば、作業費だけで40万円から100万円前後の予算を見ておく必要があります。これに加えて、内装工事や原状回復費用が発生するため、全体の坪単価としては数万円から数十万円といった幅で予算を組むのが通例です。
相場を知ることで、提示された見積もりが「安すぎて作業員が足りないのではないか」「高すぎて不要なオプションが含まれていないか」といった判断ができるようになります。
見積書で確認すべき5つの必須項目
複数の業者の見積もりを横並びで比較する際、以下の5項目が明確に記載されているかを確認してください。
- 養生(ようじょう)の範囲と仕様 名古屋のオフィスビルでは、エレベーター、廊下、エントランスなどの保護(養生)が必須です。見積書に「養生一式」とだけある場合は注意が必要です。ビルの指定ルールに沿った範囲が含まれているか、使用する資材は何かを具体的に確認しましょう。
- 不用品回収の品目と処理方法 移転に伴って必ず出るのが不用品です。回収費用が「1点ごとの単価」なのか「トラック1台あたりの積み放題」なのかを確認してください。また、産業廃棄物として適正に処理される証明(マニフェスト)の発行が可能かも重要なチェックポイントです。
- スタッフの人数と作業時間 人件費はコストの大部分を占めます。当日のスタッフが何名体制か、また何時から何時までの作業を想定しているかを確認しましょう。人数が少なすぎると作業が深夜まで及んだり、翌日に食い込んだりするリスクがあります。
- 什器の解体・組立費 システムデスクや大型書庫は、解体しないと搬出できない場合があります。これらが「基本料金」に含まれているのか、別途オプションとして数千円から数万円の追加がかかるのかを明確にしておく必要があります。
- 車両代と資材費 使用するトラックの台数やサイズ、ダンボールなどの梱包資材の提供枚数が含まれているかを確認します。名古屋市内での移動であれば、駐車許可の申請や駐車場代がどちらの負担になるかも見ておきましょう。
「追加費用」が発生するケースと防止策
見積もり時点では安かったのに、最終的な請求額が跳ね上がってしまうケースがあります。これを防ぐためには、どのような状況で追加費用が発生するのかを事前に把握しておくことが不可欠です。
よくあるケースは、不用品回収の量が事前の申告よりも大幅に増えてしまった場合です。作業当日になって「これも捨てたい」と追加すると、トラックの増車が必要になり、数万円から十万円単位での追加請求が発生することがあります。防止策として、下見(訪問見積もり)の段階で、処分の可能性があるものはすべてリストアップしておくことが大切です。
また、作業時間の延長も追加費用の原因になります。特に土日の夜間作業などは、翌朝の業務開始までに終わらせなければならないため、遅延が発生すると割増料金がかかることがあります。名古屋の中心部では、搬入待ちのトラック行列ができることもあるため、余裕を持った人員配置がなされているかを確認してください。
不用品回収の費用については、買取サービスを併用できる業者を選ぶことで、処分費用を数千円から数万円程度圧縮できる可能性もあります。
追加費用を防ぐためのチェックリスト
- 下見時にすべての部屋、倉庫の中身を業者に見せているか
- 梱包作業を自社で行う場合、その期限と範囲が明確か
- 移転先ビルの搬入制限時間(夜間・早朝など)を業者に伝えているか
- 重量物(金庫、大型コピー機など)の見落としはないか
- 万が一の破損に備えた運送業者貨物賠償保険が含まれているか
相見積もりで業者品質を見極めるポイント
単に価格の安さだけで選ぶのではなく、提案の「質」にも注目しましょう。良い業者は、名古屋の特定のビル名を聞いただけで「あそこはエレベーターの養生が厳しいですね」「駐車スペースの確保が大変なので、この時間から始めましょう」といった具体的なアドバイスをくれます。
不用品回収についても、ただ「捨てます」と言うだけでなく、リサイクル可能なものを仕分けたり、情報漏洩を防ぐための溶解処理を提案したりしてくれる業者は信頼がおけます。見積もり時の担当者の対応の早さや、説明の丁寧さも、当日の作業品質を測るバロメーターになります。
費用面では、複数社から見積もりを取る「相見積もり」を行うことで、適正な価格レンジ(例えば、A社60万、B社55万、C社80万など)が見えてきます。極端に安い業者は、必要な工程を省いている可能性もあるため、内訳の細かさを重視して比較しましょう。
まとめ
名古屋でのオフィス移転を成功させるには、見積もり段階での緻密な確認が欠かせません。養生範囲、不用品回収の扱い、スタッフ数など、細かな項目まで目を配ることで、当日や後日のトラブルを未然に防ぐことができます。
愛知エリアには、地域独自の商習慣やビルごとの特性があります。それらを熟知した業者を選び、不明点を一つひとつ解消していくことが、コストパフォーマンスの高い移転につながります。
投稿者プロフィール

エイプロ サービス担当者
株式会社エイプロは名古屋を中心にオフィス引越し・不用品の買取及び廃棄処分・オフィス家具販売及び建築工事の3つを主幹事業としてお客様が求める、幅広いニーズに的確にお答えするサービスを提供しています。
【有資格】
運行管理者、宅地建物取引士、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士 他
【許認可】
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、建築一式工事業、土木一式工事業、特定労働者派遣事業、古物商、プライバシーマーク、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業

