移転直後の業務安定化!企業が実践している「オフィス慣らし期間」とは?

2026.1.7

オフィス移転・引越し

名古屋市内で新しい拠点へ移転した直後、意外と見落とされがちなのが「業務が以前と同じスピードで再開できるか」という点です。物理的な荷物の移動が終わっても、ネット環境の微調整や備品の配置場所の把握、新しいビル独自のルールの習得など、社員が新しい環境に馴染むまでには時間がかかります。

近年、愛知県内の企業でも取り入れられているのが、移転直後の数日間から1週間程度を「慣らし運用期間」として設定する考え方です。この期間を設けることで、急ぎではない業務の調整を行ったり、システムトラブルに対応する余裕を持たせたりすることができます。

本記事では、オフィス移転後の業務を早期に安定させるための工夫や、社員の負担を減らす環境づくりについて解説します。

慣らし運用が必要になる理由

オフィス移転は、土日の2日間で一気に終わらせることが一般的です。しかし、月曜日の朝から100%の出力で業務を再開しようとすると、予測不可能なトラブルによって混乱が生じやすくなります。

例えば、名古屋のオフィスビルでは入館方法がデジタル化されていることが多く、セキュリティカードの不具合や使い方の不明点だけで、朝の貴重な時間が削られてしまうことがあります。また、いざ仕事を始めようとした際に「ネットが繋がりにくい」「特定のプリンターに接続できない」といったITインフラのトラブルは、どんなに準備していても起こり得るものです。

こうした事態に備え、移転直後の1〜3日程度は「対外的な締め切りを設けない」「会議を入れすぎない」といった配慮をする企業が増えています。トラブル対応に充てる時間をあらかじめ確保しておくことで、社員の心理的な焦りを防ぎ、結果として業務の安定化を早めることができます。

移転後に発覚した不用品の追加回収などが必要になるケースもあります。不用品回収の費用は、追加の量によって数千円から数万円程度のレンジで発生することがありますが、慣らし期間中であればこうした細かな片付けにも柔軟に対応可能です。

慣らし期間中に確認すべき主な項目

  • ネットワークの接続速度と、全席でのWi-Fi強度の確認
  • 複合機、シュレッダー、共有PCなどの動作チェック
  • 非常口の場所や避難ルートの周知徹底
  • 共有スペース(給湯室・会議室)の使用ルールの再確認
  • 移転時に出た段ボールや梱包材の最終的な片付け

移転前から準備できる業務引き継ぎ

「オフィス慣らし期間」をスムーズに過ごすためには、移転前から全社的にスケジュールを調整しておくことが不可欠です。

まず、取引先や顧客に対して「移転に伴う業務への影響」を早めにアナウンスしておきましょう。愛知県内外の主要な取引先に対し、移転前後の数日間は電話が繋がりにくい時間帯があることや、メールの返信が遅れる可能性があることを伝えておくだけで、クレームのリスクを大幅に下げられます。

また、社内の業務フローも移転に合わせて整理します。特に不用品回収を伴う断捨離を事前に行っておくと、新オフィスでの荷解きが格段に早くなります。不用品回収にかかる費用は、トラックの台数や作業人数によりますが、一般的な中小規模のオフィスで10万円から30万円前後のレンジが目安です。荷物を最小限に絞っておくことで、移転当日の作業時間が短縮され、慣らし期間中に「探し物」をする無駄な時間を減らすことができます。

重要書類や頻繁に使用する備品の配置場所については、移転前に新しいオフィスの図面を共有し、誰がどこを見れば何があるか分かる状態にしておくことが、業務引き継ぎのポイントです。

社員ストレスを抑える環境づくり

新しいオフィスへの移動は、社員にとって通勤ルートの変更や周囲のランチ環境の変化など、生活面でのストレスを伴うものです。慣らし期間を設けることは、こうしたメンタル面でのケアにも繋がります。

名古屋のような大都市での移転では、最寄り駅が同じでも出口が変わるだけで通勤時間が10分近く変わることもあります。最初の数日間は始業時間に少し余裕を持たせたり、オフィスの使い方に関する相談窓口を設置したりすることで、不満の芽を早めに摘み取ることができます。

また、快適な環境を維持するために、不用品回収を定期的に利用するルール作りも有効です。移転時に綺麗になったオフィスを維持するため、半年ごとに不用品を見直すといった運用を決めると、生産性の高い職場環境が長続きします。

設備面での投資も効果的です。例えば、リフレッシュスペースに質の良いコーヒーメーカーを置いたり、観葉植物を配置したりする取り組みは、社員の満足度向上に寄与します。高機能なオフィス家具を導入する場合、1セットあたり5万円から15万円程度のレンジで予算が必要になりますが、慣らし期間中にこれらの設備を実際に使ってみることで、自社に最適な使い勝手を見出すことができます。

まとめ

名古屋でのオフィス移転を成功させるためには、引越し当日の作業だけでなく、その後の「オフィス慣らし期間」をどう過ごすかが非常に重要です。事前に不用品回収を済ませて荷物をスッキリさせ、余裕を持ったスケジュールで新しい環境に慣れていくことが、中長期的な生産性の向上に繋がります。

慣らし期間中に見つかった課題を一つひとつ解消していくことで、本当の意味での「移転完了」と言える状態になります。社員全員が新しいオフィスで気持ちよくスタートを切れるよう、万全の準備を整えましょう。

投稿者プロフィール


エイプロ サービス担当者

株式会社エイプロは名古屋を中心にオフィス引越し・不用品の買取及び廃棄処分・オフィス家具販売及び建築工事の3つを主幹事業としてお客様が求める、幅広いニーズに的確にお答えするサービスを提供しています。

【有資格】

運行管理者、宅地建物取引士、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士 他

【許認可】
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、建築一式工事業、土木一式工事業、特定労働者派遣事業、古物商、プライバシーマーク、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業

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