コラム
名古屋で増えている“部分移転”とは?フロア統合・縮小移転の成功ポイント
2026.1.7
オフィス移転・引越し
最近、名古屋市内のビジネスエリアでは、オフィスを丸ごと別のビルへ移すのではなく、同じビル内でのフロア移動や、複数の拠点を1箇所に集約する「部分移転」を選択する企業が増えています。テレワークの普及により、広いオフィスが不要になったり、逆にコミュニケーション活性化のために部署同士を近くに配置したりと、目的はさまざまです。
愛知県内でも特に名駅や栄といった賃料が高いエリアでは、面積を最適化することで固定費を大幅に削減できるメリットがあります。しかし、部分移転は通常の引越しと異なり、業務を継続しながら進めるケースが多いため、事前の段取りが非常に重要です。
本記事では、名古屋で注目されている部分移転の背景や、成功させるためのレイアウトの考え方、不用品回収を含めた注意点について詳しく解説します。
部分移転が選ばれる背景とメリット
名古屋で部分移転や縮小移転が選ばれる最大の理由は、固定費の最適化と働き方の変化への対応です。以前は「社員数=デスクの数」が当たり前でしたが、現在はハイブリッドワークが浸透し、オフィスに常に全員が揃わない状況も珍しくありません。
空いたスペースを返却してフロアを縮小したり、分かれていた部署を1つのフロアに統合したりすることで、月々の賃料を数十万円から、規模によっては数百万円単位のレンジで削減できる可能性があります。浮いたコストを内装のアップデートや、不用品回収による環境改善に充てることができるのも大きな魅力です。
また、同じビル内での移動であれば、住所変更の登記手続きや取引先への案内状送付といった事務的な手間が軽減されます。引越し費用についても、トラックによる長距離運搬が不要なため、作業費を抑えられる傾向にあります。部分移転の作業費用の目安としては、移動する荷物量やスタッフ数によりますが、10万円から50万円程度のレンジで収まるケースが多いです。
部分移転・フロア統合の主なメリット
- 賃料や共益費などの固定費を削減できる
- 部署間の物理的な距離が縮まり、意思疎通がスムーズになる
- 住所や電話番号が変わらないため、事務手続きの負担が少ない
- 移転を機に古い什器を不用品回収に出し、最新のオフィス家具へ新調できる
- 引越し業者による運搬距離が短いため、破損リスクや輸送コストを抑えられる
社員動線・業務効率改善の考え方
フロアを統合したり縮小したりする場合、単に机を詰め込むだけでは、かえって業務効率が落ちてしまいます。限られた面積で生産性を高めるためには、社員の「動線」を再設計することが不可欠です。
特に名古屋のオフィスビルは柱の位置や窓の配置が物件ごとに異なるため、什器を配置する際は、通路の幅が適切に確保されているかを確認しましょう。メイン通路は120cm以上、デスク間は90cm以上といった一般的な基準を意識することで、移動のストレスを軽減できます。
また、面積を絞る際は「収納」の考え方が成功を左右します。紙の書類を電子化し、移転前に不用品回収を徹底することで、新しく使えるスペースを生み出せます。不用品回収の費用は、4トントラック1台分でおよそ8万円から15万円程度のレンジが相場ですが、この投資によってデスク周りがスッキリし、社員の集中力向上に繋がります。名古屋の専門業者であれば、作業中のフロアでも周囲に配慮しながら不用品を搬出してくれるため、業務への影響を最小限に抑えられます。
家具配置・配線の注意点
部分移転で最もトラブルが起きやすいのが、家具の再配置と電気・LAN配線の問題です。既存の家具をそのまま使う場合、新しいレイアウトに収まらないケースや、配線口(コンセント)の位置と合わずにコードが露出してしまうケースがよくあります。
特に名古屋のオフィスビルでは、床がOAフロア(二重床)になっていることが多いため、什器を動かす前に配線ルートを確定させておく必要があります。サーバーや基幹システムの移動を伴う場合は、専門の工事業者を同じタイミングで手配し、通信が途切れないように調整しなければなりません。
また、什器の解体・組立もプロに任せるのが安心です。大型のキャビネットやパーティションは、素人が無理に動かそうとすると歪みが生じたり、床を傷つけたりする原因になります。引越し業者に見積もりを依頼する際は、単純な運搬だけでなく「什器の解体組立費」を含めた金額を提示してもらいましょう。費用のレンジとしては、什器の数や種類によって数万円から十数万円程度が加算されます。
不用品回収についても、移転当日に「これも捨てたい」と追加すると、搬出ルートの確保が難しくなることがあります。あらかじめ不用品として出すものをリストアップし、引越し作業と同じタイムラインで効率よく運び出せるように計画を立てることが、トラブル回避のコツです。
まとめ
名古屋での部分移転やフロア統合は、企業のコスト構造を改善し、新しい働き方を実現するための有効な手段です。住所が変わらない手軽さはありますが、限られたスペースを有効に使うためには、事前の不用品回収や緻密なレイアウト設計、そして確実な配線計画が求められます。
移転を機にオフィス環境を最適化することで、社員のモチベーションも向上し、組織としての活性化も期待できます。愛知県内のオフィス事情に詳しい業者と連携し、業務を止めないスムーズな部分移転を実現させましょう。
投稿者プロフィール

エイプロ サービス担当者
株式会社エイプロは名古屋を中心にオフィス引越し・不用品の買取及び廃棄処分・オフィス家具販売及び建築工事の3つを主幹事業としてお客様が求める、幅広いニーズに的確にお答えするサービスを提供しています。
【有資格】
運行管理者、宅地建物取引士、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士 他
【許認可】
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、建築一式工事業、土木一式工事業、特定労働者派遣事業、古物商、プライバシーマーク、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業

