コラム
愛知県・名古屋でオフィス移転業者を選ぶ際に失敗しない方法
2026.1.1
オフィス移転・引越し
名古屋市内でオフィス移転を検討し始めると、多くの企業様が「どの業者に頼めば安心か」という壁にぶつかります。愛知県内には大手から地域密着型まで数多くの業者が存在しますが、オフィス移転は家庭の引越しとは異なり、什器の解体やLAN配線、不用品回収など、専門的な知識が求められる場面が非常に多いのが特徴です。
特に、名古屋駅周辺や栄・伏見といったビルが密集するエリアでは、各ビル独自の搬入ルールや養生の規定が厳しく、不慣れな業者を選んでしまうと作業が中断したり、ビル管理会社とトラブルになったりするリスクもあります。
本記事では、オフィス移転の担当者が業者を比較する際にチェックすべきポイントや、安さだけで選ぶ際のリスク、そして現地調査で見るべき点についてプロの視点で解説します。
業者選定で比較すべき5つの項目
オフィス移転の業者を比較する際は、単なる金額だけでなく、以下の5つの項目がしっかりカバーされているかを確認しましょう。
- オフィス移転の専門実績 家庭用メインの業者ではなく、法人移転の経験が豊富かどうかが重要です。特に、名古屋の主要なビジネスビルでの作業経験があると、ビルのルールを熟知しているため調整がスムーズです。
- 不用品回収の対応力 移転時に必ず発生するのが不要なデスクや椅子です。これらを「産業廃棄物」として適切に処理できる許可(収集運搬業の許可)を持っているか、また買取にも対応しているかを確認しましょう。
- オプションサービスの充実度 LAN配線工事、電気工事、什器の解体・組立など、引越しに付随する作業を一括で任せられると、窓口が一本化されて管理が楽になります。
- 見積もりの明瞭さ 「作業一式」といった曖昧な表記ではなく、人件費、車両代、養生費、資材代などが細かく分けられている業者の方が、後々の追加費用トラブルを防げます。
- 損害賠償保険への加入 万が一、ビルの壁や運び入れたPCを破損してしまった場合の補償が整っているか。保険の適用範囲と限度額を事前に確認しておくことは、法人の契約において必須です。
費用については、従業員1名あたり2万円から5万円程度のレンジが作業費の目安となります。不用品回収が含まれる場合は、荷物量に応じてさらに数万円から、規模によっては数十万円といった幅で予算を見ておくのが一般的です。
名古屋エリアの対応範囲・実績確認のポイント
名古屋や愛知県内で業者を探すなら、その業者が「地元の地理やビルの特性」をどこまで把握しているかがポイントになります。
例えば、名古屋中心部のオフィス街では、トラックを長時間停めておけるスペースが限られているビルが多く、近隣のコインパーキングの状況や、搬入専用エレベーターの予約システムに精通している業者は非常に頼りになります。また、愛知県内の広範囲(三河エリアなど)から名古屋市内へ移動する場合、移動距離に応じた適切なトラック配車ができるかどうかも、当日のスピードを左右します。
実績を確認する際は、「自社と同じくらいの従業員数の移転実績があるか」「不用品回収においてマニフェスト(産業廃棄物管理票)を適切に発行しているか」といった実務面を具体的に質問してみるのがおすすめです。
実績確認時に聞くべき具体的な質問
- 名古屋市内の主要ビル(名駅、栄周辺など)での作業経験があるか
- 不用品回収のみを先に依頼することは可能か
- 夜間や休日作業の際のスタッフ配置はどのようになっているか
- 移転後に余った段ボールの回収は無料で対応してくれるか
「安さだけで選ぶ」と発生しやすいトラブル
予算を抑えたいのは山々ですが、極端に安い見積もりを提示する業者には、相応の理由がある場合が多いため注意が必要です。
よくあるトラブルの一つが、当日のスタッフ不足です。人件費を削るために人数を極限まで絞った結果、作業が予定通りに終わらず、月曜日の朝になっても業務が再開できないという最悪の事態を招くことがあります。特に、不用品回収を急いで行おうとして、必要な什器まで誤って処分してしまった、という話もゼロではありません。
また、「養生費」を削っている場合も危険です。名古屋の多くのビルでは、共用部の保護が不十分だと管理会社から作業を差し止められます。結局、当日に高額な追加費用を払って養生を追加することになれば、安く抑えた意味がなくなってしまいます。
不用品回収に関しても、不当に安い業者は適切な処理を行わず、不法投棄などの法的リスクに巻き込まれる恐れがあります。処分費用は1kgあたり数十円からといった適正な価格レンジが存在するため、相場から大きく外れていないかを確認することが、自社の社会的信用を守ることにも繋がります。
現地調査(下見)で見るべきポイント
正確な見積もりを取り、当日の混乱を避けるためには、必ず「現地調査(下見)」を依頼してください。電話やメールだけで済ませようとする業者は、当日になって「思ったより荷物が多かった」「トラックが入りきらない」といった追加料金を請求してくる可能性があります。
現地調査に来た担当者の動きも、信頼できるかどうかの判断基準になります。荷物の量を確認するだけでなく、エレベーターのサイズ、搬出経路の道幅、さらには「解体が必要な大型家具」を一つひとつチェックしているかを見てください。
また、不用品回収を希望する場合は、どれがゴミで、どれが買取・再利用可能なのかをその場で仕分け、具体的な搬出プランを提示してくれるかどうかも重要です。
見積もり金額は、荷物量や階数、作業時間帯によって数万円から数百万円まで大きなレンジがありますが、下見を丁寧に行うことで、最終的な請求額とのズレを最小限に抑えることができます。下見の際は、新オフィスの図面も用意しておくと、配置作業の効率化まで踏み込んだアドバイスがもらえるはずです。
まとめ
愛知県・名古屋でオフィス移転業者を選ぶ際は、価格の安さよりも「オフィス移転の専門性と実績」を最優先に比較することをおすすめします。特に不用品回収の適正な処理や、ビルのルールへの対応力は、移転後の業務をスムーズに開始するために欠かせない要素です。
複数の業者から相見積もりを取り、今回挙げたチェックポイントを一つひとつ確認することで、コストと品質のバランスが取れた最適なパートナーが見つかるはずです。名古屋のビジネス環境に詳しいプロの力を借りて、負担の少ない移転を実現しましょう。
投稿者プロフィール

エイプロ サービス担当者
株式会社エイプロは名古屋を中心にオフィス引越し・不用品の買取及び廃棄処分・オフィス家具販売及び建築工事の3つを主幹事業としてお客様が求める、幅広いニーズに的確にお答えするサービスを提供しています。
【有資格】
運行管理者、宅地建物取引士、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士 他
【許認可】
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、建築一式工事業、土木一式工事業、特定労働者派遣事業、古物商、プライバシーマーク、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業

