オフィスデスク・チェアの買取価格を最大化する5つの査定ポイント

2025.12.26

不用品回収・買取

名古屋でオフィス移転を検討する際、頭を悩ませるのが古いオフィス家具の扱いです。新しいオフィスに合わせて什器を一新したい場合、これまで使っていたデスクやチェアをどう処理するかで、移転全体の予算が大きく変わります。

単なる不用品回収として処分費用を支払うのではなく、価値のあるものを「買取」に出すことで、移転費用の足しにできる可能性があります。愛知県内には中古オフィス家具の需要が多く、特に状態の良いものは高値で取引されるケースも珍しくありません。

本記事では、オフィスデスクやチェアの査定において専門業者がどこを見ているのか、買取価格を少しでも上げるためのポイントについて詳しく解説します。

査定に影響するメーカー・シリーズの価値

オフィス家具の査定において、まず大きな判断基準となるのが「①メーカー」と「②シリーズ(モデル)」です。いわゆる「国内4大メーカー」と呼ばれるオカムラ、コクヨ、イトーキ、プラスの製品は、耐久性が高く中古市場でも絶大な人気があります。

これらの有名メーカー品であれば、多少年数が経過していても、不用品回収に回さず買取として対応できる可能性が高まります。特に、エルゴノミクス(人間工学)に基づいた高機能チェア(オカムラの「コンテッサ」やコクヨの「イング」など)は、1脚あたり数万円から、状態によっては5万円を超えるレンジで買取価格がつくこともあります。

一方で、安価な海外製品やメーカー不明の家具は、再販が難しいため買取価格がつきにくく、不用品回収の対象になることが一般的です。名古屋のオフィス街でも、自社の家具がどのメーカーのものかを事前に把握しておくことが、正確な見積もりへの近道となります。

高価買取が期待できる主なメーカー

  • 株式会社オカムラ(旧:岡村製作所)
  • コクヨ株式会社
  • 株式会社イトーキ
  • プラス株式会社
  • 海外有名ブランド(ハーマンミラー、ヴィトラ、ウィルクハーンなど)

状態確認(傷・汚れ・故障)が価格に直結する理由

どれほど高価なメーカー品であっても、最終的な価格を左右するのは「③現物の状態」です。中古家具を買い取る業者は、引き取った後にクリーニングやメンテナンスを行って再販するため、その手間が少ないほど査定額は高くなります。

デスクの場合、天板の目立つ傷や、飲み物をこぼした跡、シールを剥がした粘着残りが査定に影響します。チェアについては、座面のヘタリやシミだけでなく、昇降機能やリクライニング、キャスターの動きに不具合がないかどうかが厳しくチェックされます。

機能に致命的な故障がある場合は、買取不可となり不用品回収費用が発生するケースも考えられます。不用品回収の費用は、チェア1脚につき数千円程度のレンジから、処分する量全体の合算で算出されます。査定前に、自分たちで落とせる汚れを軽く拭き取っておくだけでも、印象が変わり数千円から数万円のレンジで総額に差が出ることがあります。

付属品・数量・年式が価格へ与える影響

買取価格を決める残りの要素が、「④数量・年式」と「⑤付属品の有無」です。

名古屋のオフィス移転で喜ばれるのが「同一シリーズのまとまった数量」です。中古オフィス家具を買い求める企業は、オフィス全体を同じ家具で統一したいと考えるため、10台、20台と同じ型のデスクが揃っていると、1台あたりの買取価格がアップする傾向にあります。また、年式については一般的に製造から5年から8年以内が買取の目安とされており、これを超えるものは不用品回収としての対応になる場合が多いです。

付属品についても重要です。デスクであれば、引き出しの鍵(スペアキー)が揃っているか、ワゴンやサイドデスクなどのオプション品が揃っているかがチェックされます。特に鍵が欠損していると、鍵の交換費用を差し引かれるため、査定額が下がってしまいます。

高値買取のために担当者ができる事前準備

オフィス移転の担当者様が、少しの工夫で買取額を最大化させるための事前準備を紹介します。

まずは「型番の確認」です。デスクやチェアの裏側には、型番や製造年が記載されたシールが貼ってあります。これらをリスト化し、事前に業者へ伝えることで、精度の高い概算見積もりをもらえます。下見なしでメールだけで査定を行う際も、型番があれば業者は市場価値を即座に判断できるため、話がスムーズに進みます。

次に「不用品回収との切り分け」です。明らかに壊れているものや汚れがひどいものは不用品回収、状態が良いものは買取というように、現場でマーキングをしておくと、査定員が効率よくチェックでき、前向きな査定に繋がりやすくなります。不用品回収の費用は、トラックの積載量に応じた数万円から数十万円のレンジで提示されることが多いですが、買取品を増やすことでこの支払額を大きく減らすことが可能です。

さらに、名古屋市内の業者を呼ぶ際は、引越し作業と買取・不用品回収を一度に任せられる業者を選ぶのがベストです。運搬のついでに査定を行うことで、業者の出張コストを抑えられるため、その分を買取価格へ還元してもらえる可能性が高まります。

まとめ

名古屋でのオフィス移転を機に、デスクやチェアを高く買い取ってもらうためには、①メーカー、②シリーズ、③状態、④数量・年式、⑤付属品の5つのポイントを意識した事前準備が欠かせません。不用品回収として処分費用を支払うはずだった家具が、実は価値のある資産だったというケースは少なくありません。

愛知県内のオフィス環境をより良くするために、古くなった什器は適切に買取や不用品回収に出し、スッキリとした状態で新拠点での業務を開始しましょう。信頼できる業者に査定を依頼し、納得のいく形で移転プロジェクトを進めていくことが大切です。

投稿者プロフィール


エイプロ サービス担当者

株式会社エイプロは名古屋を中心にオフィス引越し・不用品の買取及び廃棄処分・オフィス家具販売及び建築工事の3つを主幹事業としてお客様が求める、幅広いニーズに的確にお答えするサービスを提供しています。

【有資格】

運行管理者、宅地建物取引士、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士 他

【許認可】
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、建築一式工事業、土木一式工事業、特定労働者派遣事業、古物商、プライバシーマーク、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業

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