コラム
移転後の不要家具や機密情報を正しく処理するフロー
2026.1.14
その他
名古屋でオフィス移転を無事に終えた後に待っているのが、旧オフィスに残された大量の不用品や機密情報の処理です。引越し作業そのものに注力しすぎてしまい、残った荷物の片付けが後回しになると、退去期限が迫って慌ててしまうことになりかねません。
特に愛知県内のオフィスビルでは、退去時の原状回復ルールが厳格に定められているケースが多く、不用品を一点でも残すと追加の清掃費や賃料が発生するリスクがあります。また、顧客情報が含まれる書類やPCの処分は、企業の社会的責任として最も慎重に行うべき工程です。
本記事では、オフィス移転後に発生する不要家具や機密情報を、法令を遵守しながら効率的に処理するための正しいフローについて解説します。
買取・無料回収・産廃の仕分けフロー
不用品をすべてゴミとして捨ててしまうのは、コストの面でも環境の面でも得策ではありません。まずは「買取」「無料回収」「産業廃棄物(産廃)」の3つに正しく仕分けるフローを構築しましょう。
まず、製造から5~8年以内の国内有名メーカーのオフィス家具は、買取の対象になる可能性が高いです。次に、古くてもスチール製のデスクやキャビネットなどは、資源価値があるため、専門業者による無料回収や安価な引き取りが期待できます。そして、それ以外の壊れた家具やタイルカーペット、プラスチック製品などは、産業廃棄物として適正に処分する必要があります。
名古屋での不用品回収費用は、品目や量によって変動しますが、2トントラック1台分程度の処分で4万円から8万円前後、4トントラック規模であれば12万円から25万円前後のレンジが目安です。買取が成立すれば、この処分費用を数万円単位のレンジで相殺し、実質的な負担を軽くすることができます。
不用品仕分けの判断基準
- 買取:オカムラ・コクヨなどの有名メーカー品、高機能チェア、状態の良い会議テーブル
- 無料回収・安価回収:スチール製の棚、金属製の脚、配線コード類(資源リサイクル可能なもの)
- 産業廃棄物:壊れた椅子、傷のひどい木製デスク、パーテーション、床材、廃プラスチック
- 処理の手順:買取査定を最初に行い、残ったものを資源回収、最後に残ったものを産廃として処分する
- 業者の選定:愛知県の産業廃棄物収集運搬業許可を持つ業者に依頼する
名古屋での機密書類・PC処分方法
オフィス移転時に最も慎重に扱うべきなのが、機密書類とPC(ハードディスク)の処分です。名古屋のビジネス街でも、ゴミ置き場からの情報漏洩は企業の信頼を失墜させる重大な事故に繋がります。
機密書類の処分で一般的なのは、専門業者による「溶解処理」です。シュレッダーよりも確実に、かつ大量の書類を一度に処理できます。段ボール1箱あたり1,500円から3,500円程度のレンジで、未開封のままパルパー(溶解釜)に投入されるため、作業員の目に触れる心配もありません。
また、PCやサーバーについては、物理破壊や専用ソフトによるデータ消去が必要です。単なる初期化ではデータ復元のリスクが残るため、専門設備を持つ業者に依頼するのが安全です。PC1台あたりの消去・処分費用は、3,000円から10,000円程度のレンジで、台数が多い場合は一括割引が適用されることもあります。
処理証明書を取得する重要性
不用品回収や機密情報処理を業者に依頼した後、必ず受け取るべきなのが「処理証明書」です。これは、法律に基づいた適正な処理が行われたことを証明する重要な書類です。
産業廃棄物の場合は「マニフェスト(管理票)」、機密書類の場合は「溶解証明書」、PCの場合は「データ消去証明書」がこれに該当します。万が一、不法投棄や情報漏洩などのトラブルが発生した際、これらの書類がないと、排出者である企業側が責任を問われることになります。
証明書の発行には、1通あたり数百円から数千円程度の事務手数料がかかることがありますが、コンプライアンス遵守の観点からは不可欠なコストです。名古屋で信頼できる業者であれば、見積もりの段階でこれらの証明書発行フローを明確に提示してくれます。
廃棄スケジュールとコスト管理
不用品回収のコストを最小限に抑える鍵は、スケジュール管理にあります。引越し当日にすべての処分を詰め込もうとすると、作業員や車両の割増料金が発生し、見積もり金額が数万円から十数万円のレンジで跳ね上がることがあります。
理想的なスケジュールは、引越しの2週間前までに「買取・無料回収」を終わらせ、引越し当日に「大型の産廃」を搬出し、最後に「機密情報」を確実に処理する流れです。早めに不用品を減らしておくことで、引越し作業そのものの効率も上がり、全体の作業人件費を抑えることができます。
また、名古屋市内のビル退去時には、管理会社から搬出時間の指定を受けることが多いため、深夜や早朝の作業が必要になる場合があります。こうした時間外手当を含めた費用のレンジを事前に把握し、予算計画を立てておくことが、想定外の出費を防ぐポイントとなります。
まとめ
名古屋でのオフィス移転を完璧に締めくくるには、移転後の不用品や機密情報を「正しく、安く、安全に」処理するフローが欠かせません。買取を賢く利用してコストを抑え、機密情報は証明書の発行まで徹底する。この一連の流れをプロの業者と連携して進めることで、企業としてのリスクをゼロにし、清々しい気持ちで新オフィスでの業務をスタートできます。
投稿者プロフィール

エイプロ サービス担当者
株式会社エイプロは名古屋を中心にオフィス引越し・不用品の買取及び廃棄処分・オフィス家具販売及び建築工事の3つを主幹事業としてお客様が求める、幅広いニーズに的確にお答えするサービスを提供しています。
【有資格】
運行管理者、宅地建物取引士、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士 他
【許認可】
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、建築一式工事業、土木一式工事業、特定労働者派遣事業、古物商、プライバシーマーク、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業

