オフィスの廃棄物の取扱い

2025.9.22

「オフィスの廃棄物」とは、主に企業の事務所から排出される様々なな種類の不要物のことを指します。

これは、企業の日常業務の中で発生するゴミや、オフィスの移転・引越・改装・レイアウト変更などの際に一時的に大量に出る廃棄物も含まれます。


オフィス廃棄物の主な種類

種類具体例
紙類コピー用紙、書類、新聞、封筒、カタログなど
OA機器パソコン、プリンター、FAX、モニター、複合機など
家具類机、椅子、収納庫、書棚、更衣ロッカー、パーティションなど
消耗品カートリッジ、文房具、シュレッダーごみなど
その他の雑品床下ケーブル、延長コード、家電製品など

廃棄方法のポイント

  1. 分別回収が基本
     資源ごみ(紙・プラスチックなど)と可燃・不燃ごみをきちんと分ける必要があります。
  2. 産業廃棄物として処理すべき場合がある
     OA機器や家具などは、一般ごみではなく「産業廃棄物」に該当することが多く、許可業者への委託が必要。
  3. リサイクルや再利用の検討
     まだ使えるものは、リユース業者や寄付なども選択肢です。
  4. マニフェスト制度の対象か確認
     一定量以上の産業廃棄物は、マニフェスト(管理票)を使用して処理の流れを記録する義務があります。
  5. 廃棄物処理業者を利用する場合の流れ(例)
  6. 産業廃棄物の種類・量の事前確認
  7. 見積もり・契約(※都道府県等の許可を持つ業者であることを確認)
  8. 回収・搬出日程の調整
  9. 搬出・処分
  10. 処理証明書や産業廃棄物マニフェストの受領確認
  11. よくある注意点
  12. 機密情報の含まれる書類はシュレッダー処理や溶解処理を行うと安心です。(漏洩防止)
  13. PCやHDDなどの記録媒体は、物理破壊やデータ消去等の措置が必要
  14. 不法投棄は法人責任になる可能性があるため、処理ルートは必ず明確にしましょう
  15. 「オフィス廃棄物の取扱(とりあつかい)」について、以下に基本的な情報を整理します。オフィスから出る廃棄物は、その性質によって適切な処理方法を選ばなければならず、法令順守も求められます。
  16. 🏢 オフィス廃棄物とは?
  17. オフィスで日常的に発生する廃棄物には、以下のようなものがあります:
  18. ⚖️ 法令に基づく分類と対応
  19. 1. 一般廃棄物
  20. 処理責任:市区町村
  21. 例:日常の事務作業から出る紙ゴミ・弁当の容器など
  22. 処理方法:自治体の収集に出すか、許可業者に委託
  23. 2. 産業廃棄物
  24. 処理責任:事業者(=排出者責任)
  25. 例:OA機器、コピー機、インクカートリッジ、蛍光灯など
  26. 処理方法:都道府県に許可を受けた「産業廃棄物処理業者」に委託
  27. 必要書類:マニフェストの作成・管理
  28. 🔒 機密情報を含む廃棄物の扱い
  29. シュレッダー処理の実施、または専門業者に機密文書処理を委託
  30. パソコン・HDDなど記録媒体のデータ消去(物理破壊など)
  31. 情報漏えい対策として、処理証明書の発行を求めることが望ましい

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